kimera coffee’s blog

Kimera Coffeeのブログです。コーヒーの道具などを紹介します。

【TIMEMORE(タイムモア) C2】手挽きコーヒーミル

f:id:kimera-coffee:20220324222234j:plain とてもいいミルが出ました。購入して早速使ってみましたが、業務用ミルに匹敵する均一な挽き目と微粉の少なさです。 家で使ったり外で使ったり出来て、これだけの精度があるのにコスパ抜群です。

普通の手引きミルのコンパクトなものは主にセラミック刃が使われいいて、軽く、構造が簡単で丸洗いでき価格が安いなどのメリットがあります。 一方で、豆を挽くのに時間かかったり、刃がセラミックのため臼で砕いて潰すので粉が揃わず、微粉が多いため味が整いません。

手引きミルで業務用ミル並みの性能を求めると、世界最高の手挽きミル「コマンダンテ」になります。 金属刃を採用しているため、セラミック刃のように臼で潰すのではなく、鋭い刃で切って細かくします。 さらに、ベアリングで軸がスムーズに動き、軸がぶれないため均一な挽きと微粉が少なく、早く挽けるというメリットがあります。 しかし、とても高価で業務用の電動コーヒーミルが買えてしまうほどです。

このタイムモアのC2は鋭いステンレス刃やボールベアリング採用でぶれない軸など上位モデルと同様の構造を採用しながらも、一部パーツを樹脂化してコストを下げることで1万円を切る価格になっています。 f:id:kimera-coffee:20210522072435j:plain 表面がダイヤモンド・パターン加工になっており、グリップしやすいデザインです。ボディはアルミ製で重さは430gなので普通の手引きミルに比べると重いですが剛性があります。 f:id:kimera-coffee:20210522072519j:plain 構造は手引きミルとあまり変わりないので分解も楽です。 f:id:kimera-coffee:20210522072548j:plain なんといってもどこでも均一なコーヒー粉を挽けるのが素晴らしいです。 以前は、電動ミルで挽くためにある程度の豆をまとめて挽く必要がありました。当然、挽いてから時間が経った粉でコーヒーを淹れることになります。 今は、その日の気分でブレンドコーヒーを1杯分作って置いて、飲む直前に挽けるのも重宝しています。

タイムモアは2012年に数人のコーヒー愛好家が集まってスタートした会社で、創立間もない中国のコーヒー器具メーカーです。中国といえば安かろう悪かろうというイメージがありますが、ここ最近は品質がかなり上がってきていて、メーカーを脅かす存在になっていると思います。消費者にとっては安価で性能のいいものが選べるようになったといえるのではないでしょうか。

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